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スーパーシンポジウム

22世紀へのいのち・くらし・未来
〜 はじめよう!障がいと共に活き生き街づくり 〜



 過去において「障がい」や「福祉」「介護」等は特定少数者の問題でしたが、少子・高齢化、ノーマライゼーション思想の普及などによって今や全ての市民の共通課題となりつつあります。とは言え現状の障がい問題や社会的ハンディを抱えた人々への配慮は未だ十分とは言えず、全ての市民にとってのこの共通の課題は未来への宿題として私達の眼前に横たわっていると思います。
 この度の企画は、帯広市と姉妹都市となり障害者への地域ケアの先進地である、米国・ウィンスコンシン州マディソン市長の公式訪問にあわせ、日本における障がい福祉政策のトップリーダーである堂本千葉県知事、大熊由紀子国際医療福祉大学大学院教授をお迎えし、砂川帯広市長にも参加いただき、福祉安心社会の近未来像を探っていただくこととなりました。「障がいをもつ人々に優しい街は全ての住民に住みよい街」となることを基本テーマに22世紀へのくらしといのちの尊厳につながる思いを発信してもらえればと願っています。
  本企画を契機に市民に呼びかけ、議論が巻き起こされ、ネットワークの形成と街づくりの実践に向けて、市民の共通認識が醸成されることを願っています。
 くしくも冬の祭典「帯広氷祭り」の開催中でもあります。多くの方の参加をお待ちいたします。

日  時 平成20年1月27日(日)午後2時〜午後5時
会  場 ホテル日航ノースランド帯広 ノースランドホール(2F)
帯広市西2条南12丁目1  電話:0155-24-1234
参  加 自由 無料
内  容 第一部 【それぞれ大いに語る】
☆堂本 暁子氏(千葉県知事)
☆大熊由紀子氏(国際医療福祉大学大学院教授)
☆デイビッド・チェスレビッチ氏(米国・マディソン市長)
☆砂川 敏文氏(帯広市長)

コーディネーター
門屋充郎(帯広・マディソン交流協会)
ジョー・オオヤマ・ミラー(マディソン帯広姉妹都市会) 

第二部 【みんなで討論  未来に向けて夢を語ろう】
主  催 帯広・マディソン交流協会
帯広市東1条南13丁目まるせん第Bハイム301号
共  催 帯広市
問合先 帯広協会病院 小栗静雄
電話:0155-22-6600 / FAX:0155-24-7076
E-mail:s-oguri@obihiro-kyokai-hsp.jp

シンポジスト紹介



米国・ウィスコンシン州 マディソン市長
デイビッド・チェスレビッチ
米国・ウィスコンシン州 マディソン市長 デイビッド・チェスレビッチ氏 1959年生まれ
ウィスコンシン州立大学
マディソン校卒業

1992年   州上院首席職員
1993年   環境問題のNPO法人役員
2003年〜  マディソン市長(現在2期目)
2006年   帯広市と姉妹都市締結

帯広市長
砂川 敏文
帯広市長 砂川 敏文氏 1948年生 香川県志度町
(現さぬき市)。
帯広畜産大学卒業

昭和45年   農林水産省
昭和59年   北海道開発庁
平成10年〜  帯広市長(現在3期目)
平成18年   米国・ウィスコンシン州マディソン市と姉妹都市を締結

堂本 暁子さん(千葉県知事)
堂本 暁子さん(千葉県知事)東京出身。東京女子大卒業後TBS入社。記者・ディレクター。1987年、TBS報道特集「人間らしく生きたい」を制作。

 精神障害者の自助グループ「札幌すみれ会」の活動を正面からとらえ、当事者の素顔を全国に紹介し大きな反響を呼ぶ。1989年〜参議院議員として精神障害者、環境、NPOなどの問題に取り組む。1991年帯広にてセミナー21世紀の精神保健において「精神障害者と人権」について講演。帯広・十勝に多くの示唆を与えてくれた。
 2001年 千葉県知事、現在2期目。2006年10月には全国初の“障害者差別禁止条例”−『障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例』を制定した。

大熊 由紀子さん(国際医療福祉大学大学院教授・元朝日新聞論説委員)
大熊 由紀子さん(国際医療福祉大学大学院教授・元朝日新聞論説委員)  東京大学教養学部教養学科で科学史・科学哲学を専攻。朝日新聞科学部次長を経て、1984年から17年間、論説委員として医療・福祉・科学・技術分野の社説を担当。政府の寝たき  り老人ゼロ作戦、ホームヘルパー10万人、身体拘束ゼロ作戦などのきっかけをつくる。医療審議会、中央社会福祉審議会委員等を歴任。大阪大学大学院ボランティア人間科学研究科教 授(ソーシャルサービス論)等をへて現職。国や千葉県の健康・福祉政策のブレーンでもある。「ゆき・えにしネット」で福祉・医療のあらゆる分野へのアクセスを試み、全国に情報を発信している。2003年10月とかち創生塾で講演「文化が地域を創る」(十勝毎日新聞社刊)に収録。 『「寝たきり老人」のいる国いない国』(ぶどう社・単著)『福祉が変わる医療が変わる』(ぶどう社・編著)、『患者の声を医療にいかす』(医学書院・編著) 『こんなまちなら老後は安心』(筒井書房・共著)その他多数。


コーディネーター

ジョー・オオヤマ・ミラーさん
 マディソン帯広姉妹都市会会長 2004年から帯広からの精神保健研修ツアーの受け入れを積極的に取り組まれ、2006年には帯広に来て市民交流を行った。両市の橋渡し役として大きな役割を担ってくれている。

門屋充郎

 帯広・マディソン交流協会会長 40年間精神保健福祉分野で活動し、地域ケアの実践者として我が国の第一人者。保健文化賞、朝日福祉賞を受賞 現在NPO法人十勝障がい者支援センター理事長

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